SSブログ

みんなで一緒に暮らしたら [2011年]

老後をみんなで暮らしてはちゃめちゃだったけど、よかったね~。
というストーリーだろうなと思ったけど、実際そうです。

ただ、私はまだその年になっていなくて、
ひょっとするとその年にならないとわからない感情があったりするのかもしれませんね。
とふと思ったり。

相手を思いやる気持ちだったり、仲間であるが故に、いざこざがあったり。
笑えるなと思ったのは、フランス、ドイツの文化的思想だと思うけど、
若かりし頃の過ち、クロードは友達であるアニーとジャンヌともに恋仲だった時代があって
それがストーリーの中でバレてしまうのだけれど、女性2人がソファーによりかかり
クロードのことを話す場面。

これはね、すごくね、うけた。
女って強いなぁって思った。
客観視できる女ってすごい生き物だなって思ったよ。

若手のディルクの存在がいいスパイスだなと思った。
彼がいるおかげで、対比がよかったと思うな。
生と死であったり、若いと老いだったり、感情を出す大人たちに対して控えめな若者だったりとね。


エンディングでさ、あーこの監督いい作品作ったなぁって思ったのはね、
ジャンヌが亡くなって、夫のアルベールがやや認知でさ、ジャンヌが死んだ事を忘れちゃってるんだよね。それで探しに行くということになって、みんなで探しにいくんだよね。
実際は気が済むように周りのお友達が付き合ってあげてるだけなんだけどさ。
アルベールが一生懸命ジャンヌのことを呼びながら探しているのを見て、
ディルクが続いて「ジャンヌー!」ってそしてみんなも一緒に叫んでいるところ。

そうなんだよね。
そういうことなんだよね。
介護ってさ。





--------------------------
2011年 フランス・ドイツ

ステファン・ロブラン監督

http://www.cetera.co.jp/minna/
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id343200/
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

ルルドの泉でムーラン ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。