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マディソン郡の橋 [1995年]

私コレを見るのは2回目。
とても好きな映画の一つ。

クリント•イーストウッド監督の作る作品はなんだか人間に優しい作品を作るなと。
彼の視点が人間的にやさしいんだろうな。

「確かな愛」

この言葉響いたなぁ。
たった4日間の情事。
そこで出会うべくして出会った2人。

恋愛ではないにしても、そういう経験は誰にでもあるはずだ。
この人とは繋がってるな、的な。
会ってすぐひらめく感じ。
この場合は、このタイミングで恋愛に発展してしまったのから苦しかったはず。


相手を尊重しながら、思いやる。
大人な2人の思う心は純粋そのもの。
だから感じある気持ちだって、純粋すぎる。
だから観ているこちらもきゅんきゅんするのだ。

この脚本はすばらしく、上手く出来ている。
いや違うな、上手く出来ているというよりは、素直に出来ている。
例えば想像してみよう。
こんな事になったら、どうなるか?
全くならない、こうはならない。
いろいろあるけど、わかる様な気がするところに私は落ち着く。
クリント•イーストウッド監督が描くこの作品と原作がどれほど相違があるかはわからないが、
しっかり私には伝わって来た。

かっこいいなぁ。クリントさん。
自分で監督して自分で脱ぐとい点においても、すごい事だと思うよね。
年を重ねた2人の純愛さがばしばし感じる。

いい人達が住む土地にいるけど、=それが幸せではない。
いい人達に囲まれて仕事しているけど、=それが幸せではない。
人の幸せは、いいだけではないということとも言えるし、
人それぞれ幸せの形は違うんだろうなとも言える。

自分の幸せの形を知っていれば、確実に幸せになれる。
でもきっとその幸せは日々変化するものなんだろう。

フランチェスカが笑う。
観ている私もうれしくなる程笑う。
幸せなんだろうな。

「手伝おうか?」
の一言がどれだけ、フランチェスカを救うものだったか。

「確かな愛」
再度、考えてみよう。
この映画を見る限り、確かな愛である。

死ぬまでその人を想う。
想いやる。

「確かな愛」
いい言葉だなぁ。。。




一度目は感じなかったけど、今回見て印象的なのは、
最終的には、女が決定権を持っている。
そんな気がしたな。


どっぷり浸ることができた作品だった。
またいつか観る事になるんだろうな。


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1995年 アメリカ
クリント•イーストウッド監督 
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id26638/



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みち

部分的に観たことがあるような気がするけど、
カエルさんの文を読んだら、じっくり観てみたくなりました^^
by みち (2011-11-20 22:45) 

カエル

みちさん
一言で不倫情事と言ってしまうのは簡単。
でもそうではない所、現実な所、すごく好きなのです。
人の気持ちは、いかなる方へも動ける。でも体は動かない。
見えない心は動く。
今度はいつ観ることになるんだろうなー♪

by カエル (2011-11-21 07:02) 

葛川明志

あなたのブログ良かった、とても好きだ
by 葛川明志 (2013-07-10 14:38) 

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