朱鷺島 創作能「トキ」の誕生 [2007年]
知り合いからの紹介でこの作品を観にポレポレ東中野に行ってみました。
友人がお能をやっている子供たちを追っているドキュメンタリーを撮っていたり
先日箱根神社まで薪能を撮影ヘルプに行ったり、
偶然勝手に録画されたお能の番組があったりで
最近親近感が湧くのが不思議だ。
そしてコレまで生きてきた中でお能に出会ったのは、
20代、満月の下、赤坂の日枝神社でのお能の舞台一度きりだったけれど
なんと古文で知っている内容をやっていたことから、
それほど遠い存在としては思わなかったのが不思議だ。
そうはいっても距離は日々縮まる事はなく、
少し大人になってからドキュメンタリーの勉強をして
この2〜3年でぐっと近づくものになった。
タイトル通りの内容である。
ただ一般的には(私的には)そう日常なことではないので、
能=古典とインプットされていたので、まさか創作能という存在があるとは知らなかった。
佐渡島には古くから能が盛んで、全国の1/3にあたる30以上の能舞台があるようだ。
又佐渡といえば、トキ。
このトキを使って能ができないか?と津村禮次郎さんに依頼され、
創作能「トキ」が出来上がって行く。
舞台で使われる歌の題材を、佐渡島に住む子供たちの協力のもと
「トキ」への思いを詩にしてもらったものから摘んで行くのだ。
佐渡島の子供たちはトキとは日常をともにした友達であり、温かい言葉が溢れて来る。
それを元に創作していくわけだが、
お能がそういう形でできあがっていく、出来上げることが私にとっては不思議な体験だった。
内容を理解して、出来上がりの過程を見つつ、最終的な本番を見ると、
愛おしく感じてしまうから不思議なことだ。
太鼓演奏者の方にも参加してもらい、完成していくのだ。
和太鼓ってどうしてこんなに心が震えるんだろう。
ざわざわしてきて、どきどきするんだ。
実に実直に、捉えた映画だなと思った。
お能を身近に感じる事が出来るし、そういうことが今とても大事なような気がする。
1人で撮影編集監督を全部やられている。
お能と通じ合っているからこそできる技、ある意味神懸かりだろうな。。。
見習いたい。
------
三宅流監督
2007年 日本
http://www.tokijima.com/
友人がお能をやっている子供たちを追っているドキュメンタリーを撮っていたり
先日箱根神社まで薪能を撮影ヘルプに行ったり、
偶然勝手に録画されたお能の番組があったりで
最近親近感が湧くのが不思議だ。
そしてコレまで生きてきた中でお能に出会ったのは、
20代、満月の下、赤坂の日枝神社でのお能の舞台一度きりだったけれど
なんと古文で知っている内容をやっていたことから、
それほど遠い存在としては思わなかったのが不思議だ。
そうはいっても距離は日々縮まる事はなく、
少し大人になってからドキュメンタリーの勉強をして
この2〜3年でぐっと近づくものになった。
タイトル通りの内容である。
ただ一般的には(私的には)そう日常なことではないので、
能=古典とインプットされていたので、まさか創作能という存在があるとは知らなかった。
佐渡島には古くから能が盛んで、全国の1/3にあたる30以上の能舞台があるようだ。
又佐渡といえば、トキ。
このトキを使って能ができないか?と津村禮次郎さんに依頼され、
創作能「トキ」が出来上がって行く。
舞台で使われる歌の題材を、佐渡島に住む子供たちの協力のもと
「トキ」への思いを詩にしてもらったものから摘んで行くのだ。
佐渡島の子供たちはトキとは日常をともにした友達であり、温かい言葉が溢れて来る。
それを元に創作していくわけだが、
お能がそういう形でできあがっていく、出来上げることが私にとっては不思議な体験だった。
内容を理解して、出来上がりの過程を見つつ、最終的な本番を見ると、
愛おしく感じてしまうから不思議なことだ。
太鼓演奏者の方にも参加してもらい、完成していくのだ。
和太鼓ってどうしてこんなに心が震えるんだろう。
ざわざわしてきて、どきどきするんだ。
実に実直に、捉えた映画だなと思った。
お能を身近に感じる事が出来るし、そういうことが今とても大事なような気がする。
1人で撮影編集監督を全部やられている。
お能と通じ合っているからこそできる技、ある意味神懸かりだろうな。。。
見習いたい。
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三宅流監督
2007年 日本
http://www.tokijima.com/
2010-08-22 19:01
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