SSブログ

ペルシャ猫を誰も知らない [2009年]

大体映画は、リーフレットで観るか決めるんだけれど、
これは相棒もおもしろそうだよと珍しく言ってきたので、
柄にもなく前売り買ってみた。

前売り買うと逆に安心して忘れてしまい、
上映終わり間際になって慌てて、観に行ってきた。

しかも、嫌な予感がするなと思ったら案の定、気絶してしまった。
ほぼ寝てしまいました。
がーん。

カンヌである視点部門特別賞を受賞した作品だったのに。
でもわずかな時間だけど記憶にあるところの感想を残してみよう。

イランという国での実情がよくわかる映画だったということ。
ロック、ヘヴィメタルといった洋楽の規制が厳しく、音楽をやっていると
警察に捕まったりするのだ。
その中でも、若者たちは、好きな音楽を隠れてやっているのだが、
その中のエピソードで笑ったのが、
牛小屋でバンドの練習をしているので、牛の飼い主が
「変な音楽を毎日聞かせているからお乳がでなくなった。」と証言しているところや、肝炎になってしまったというエピソード。

ビルの屋上で自ら作ったスタジオでひっそり練習しているが、
停電になり、理由を調べるとお父さんがブレーカーを落としてしまったとか、、、

工事中のビルの上で自分のPVを撮影しているあのバンドの曲は活かしてたな。


ゲリラ的に撮影したということだから、これは事実なんだろう。
イランの実情をしることがなかったので、こんなに都会であり、
こんなに自由がない生活であることがわかる映画だった。

それぞれのバンドが出て来ると彼らのPVの様なシーンになる。
ややそこに退屈感を感じてしまうが、
彼らの音楽を聞いているとイラン風な曲に仕上がっており、
それを聞いているのは心地よかったかも。


--------------------------------
バフマン・ゴバディ監督
2009年 イラン

http://persian-neko.com/
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id336971/
nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。