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ナイト•トーキョー・デイ [2009年]

観終わった感想としては、好きなタイプの映画。
ちょこちょこしたユニークさ、女性が描くエロさ、詩的な感じ。

珍しく観る前に気になったのが、
まず、舞踏家の田中泯さんがでていること。笑
先日お会いした中原丈雄さんが出ていること。笑
コイシェ監督のことは友人がこの映画に参加していたので事前にこの映画の事を知っていた事だ。

孤独な大人のラブストーリーだなって思った。HPにもそっくりそのままかいてあったけど。笑
主人公の菊池輪子さんは築地に勤めながら、殺し屋。
まぁ、フィクションなのだからいいのだけれど、この設定も興味深いが、
殺し屋抜かしてもいいストーリーなのじゃないかな?と思ったりして。

コイシェ監督からみる東京はこんなイメージなんだな〜と
観ている時から思っていた。
「ハラキリ」とか「女体盛り」とか、、、
東京に住む私は今まで生きてきてハラキリの話を誰かとした事も亡いし、
女体盛りでお刺身を食べた事もないのだけれど、彼女の中にはあるということが
かなり愉快だ。
それにロケ地も、浅草や新宿、築地といった海外観光ブックに載っている場所である。

そういうことがわかるだけでも興味深い。

又、教習所内での教官通しの小競り合いや、植木、大福、奇妙な団体、、
ちょこっとしたところで、ユニークな笑える部分を作っているところがおかしいのだ。

殺し屋だけに、エンディングはこうなってしまったか、と思ったけど、
やっぱり殺し屋の設定なしでも大満足な映画かも。

誰かに感情移入していくということはないので少し距離を置いてみていられる映画。
ただ恋愛シーンはちょっと見物かも。

ロケ地になったラブホテルなんだけど、電車のセットが組まれている部屋だった。
あれは作り物?本当にある場所だったらちょっと行ってみたい気もするよ。

シーンの展開がばっさばっさ淡々に進んでいく感じは日本にはないよね。
おもしろい映画だった。



------------------ 
イザベル・コイシェ監督
2009年 スペイン

http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id337427/
http://www.night-tokyo-day.jp/
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