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サラの鍵 [2010年]

あっという間に見終わってしまった。
とても良い映画だと思いました。

私も良く訪れるパリでユダヤ人収容施設があったとは、全く知りませんでした。
こういった作品は私に知識を与えてくれるから好きです。
だから映画を観てしまうのかも。

クリスティン・スコット・トーマスさんがかっこいい。
頭がいい女性の顔してる。
そして折角出来た子供を旦那さんは下ろせという。
これはひょっとしたら女性にしかわからないことかもしれないね。
子供ができるって奇跡だから、それを実感するとどんどん母性がでてきちゃうんだろうな。
その点男性は、その感覚がないからなかなかわかりずらいことなのかもしれないなって。

ジュリアは、いい意味で取り憑かれた感じしたね。
仕事でも専門としていた事が、実際は自分にも身近な出来事として起こると
興味だけではいかなくなってしまい、最終的には子供の名前までつけてしまうんだからね。
サラの強い気持ち一つでパリまでたどり着かせたけど、
衝撃なシーンで私も口をあんぐり開けてみてました。
ショック以上のもの、言葉ではいい表せない、彼女に襲いかかったんだろうに。
それを助けたお二人のご夫婦はとても優しい人だったね。
ユダヤ人であることを徹底的に隠さなくてはならないと幼少の時期に学び、
息子にもひた隠しにしていたサラの気持ち、わかるな。すごくわかる。私もそうすると思う。

子供二人がベットでじゃれ合っているシーンが長目だなって思ったけど、
それは、お姉ちゃんの言う事を聞く弟である二人の約束を印象づけるためだったんだね。

差別って、きっと本当はやりたくないってわかっていてやってしまっているんだろうな。

又観ても良いな。。。



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フランス 2010年
ジル・パケ=ブランネール監督

http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id338147/

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